

ポピー(ひなげし)
ヨーロッパ原産のケシ科の植物。歴史に翻弄され、自刃した秦の武将・項羽の愛人『虞』を葬った墓に翌夏この赤い花が咲いたという伝説から、グビジンソウ(虞美人草)とも呼ばれています。
ご自宅用のおみやげとして摘む際は、つぼみのものを!
花言葉:恋の予感、いたわり、陽気でやさしい、おもいやり
カーネーション
南ヨーロッパおよび西アジアの地中海沿岸部が原産のナデシコ科の植物。国王が即位のしるしとして王冠を頭にのせる儀式「coronation」が訛って
「カーネーション」となったという説があります。「corona」はギリシャ語で「王冠」の意です。
母親へのプレゼントとして世界中でもっとも愛されているお花を、あなたもぜひ!
花言葉:女性の愛、感覚、感動、純粋な愛情
キンギョソウ
南ヨーロッパおよび北アフリカの地中海沿岸部が原産のゴマノハグサ科の植物。ひとつひとつの花のかたちが尾びれを広げた金魚のように見えるところから、
このような名がつきました。英語では「龍の口」を意味する名がつけられています。
穂状に咲き乱れるお花はとにかく見事です!
花言葉:清純な心、図々しい、図太い、騒々しい
ストック
南ヨーロッパ原産のアブラナ科の植物。日本では江戸時代からいけばなの花材として用いられてきました。しっかりとした茎を持つことから、スキーの「ストック(茎、幹)」と同じ語源を持っています。
力強い芳香が特徴です。
花言葉:愛の絆、真面目、永遠の美しさ、豊かな愛
ユリ
日本の南西諸島および九州南部が原産のユリ科の植物。日本では細長い筒状の花を鉄砲の銃身に見立ててこの名がつけられました。 キリスト教圏では、聖母マリアの花「マドンナ・リリー」として人気が高く、たくさんの球根が日本から輸出されています。
花言葉:威厳、純潔、無垢
カスミソウ
ユーラシアの温帯地方を中心に分布するナデシコ科の植物。かつての和名は「こごめなでしこ(小米撫子)」、英名では「Baby's Breath」と呼ばれています。
花言葉:清い心、切なる喜び、無邪気、親切
スターチス
ヨーロッパ、地中海沿岸部が原産のイソマツ科の植物。ドライフラワーにするといつまでも色あせないことから、下のような花言葉がついたと言われています。
花言葉:変わらぬ心、永遠に変わらない、いたずら心、驚き
フリージア
南アフリカのケープ地方が原産のアヤメ科の植物。南アフリカで植物採集をしていたデンマークの植物学者が発見した植物を、 親友のドイツ人医師「フレーゼ(F・H・T・Freese)」の名をつけて紹介したのが名前の由来となっています。
花言葉:無邪気、慈愛、親愛の情、期待
キンセンカ
地中海沿岸部が原産のキク科の植物。ヨーロッパではエディブル・フラワー(食用花)としても人気です。原種はハーブのひとつに数えられ、
その軟膏は火傷からにきびまで幅広い皮膚のトラブルの治療薬になると考えられています。
南房総では代表的なお花のひとつです。
花言葉:慈愛、別れの悲しみ、乙女の美しい姿、失望